骨太×複雑×繊細×精密=イ・ルンガ/堀江料理
ピエモンテで日本人で初めて星をとった男
堀江 純一郎。
彼とはじめて出会ったのは、もう13年前だろうか。
共通の知人のBBQパーティーの席だった。
人の空気感やオーラ、良し悪しの嗅覚さえも
研ぎ澄まされていなかった当時の自分でも
一瞬で万人とは異なる空気感を感じた。
時代や風潮に影響されないファッションと風貌。
自らの言葉と理論を多用し他を納得させる存在感。
ELEZOの鳩をあっという間に脱羽し
豪快に塩を振り、燃え上がる炎の中に投入した。
焼き上がった鳩のカットした断面は
生き生きと喜び艶っぽく
鳩特有の豊かな香りが舞い踊るようだった。
一言で言えば、鳩が堀江氏に焼かれ喜んでいた。
一夜にして彼のファンとなり交流は今も続く。
奈良東大寺の武家屋敷で9年に及ぶ
チャレンジ性の強い食文化波及を終え、
彼は東京二子玉川に根を下ろした。
堀江料理は、どのお皿も共通項がある。
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多種多様、複雑化した香りや旨味爆弾を
感じた矢先に押し寄せる優しさと安心感。
その安心感に包まれたいと寄り添って
いるうちに口の中でここしかないという
着地点と統一感に誘われる。
どのお皿でも感じる堀江ワールドである。
そして、どのお皿でも食材が喜んでいるのだ。
13年経った今でも彼のファンだ。これからも。
是非、二子玉川へ足を運び堀江料理を、
ELEZOの肉を食べて欲しい。
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彼を応援しない日本の食文化ではダメになる。
私はそう思う。
イ・ルンガ http://i-lunga.jp
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