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向き合う思考Vol.2 〜チームとは②〜

私は『幸』と捉えたい。
何故だか、極端な性格であるが故に
幸と捉えるのであれば、個という都合を、
感覚を捨て去ってまでも『集』での自分在り方
や考え方、生き方を極めたいと考える。

その生き方の中で常々 念頭に置く考え方がある。
【効用の最大化】だ。

例えば、何かを極めて人に喜んでもらえる料理が
完成したとする。
私が『個』の観点で考え商売する場合
スタッフに気を遣わずに済む。
クオリティを下げられたくない。
様々なリスク回避から1人商売をしようとする。
自ずと席数も限られる。

しかし、2名以上の『集』となり、リスクを好転し
商売をするのであれば、自ずと1人でやるよりも
席数が増える。1人でやるよりも効用は大きい。

単純に席数や売り上げだけの話ではない。
喜びの数だけに特化し効用というわけでもない。

何かを極め人に喜んでもらえる料理が
完成したという動機に始まり、
何かを『集』で事を起こそうとした時、『個』で
述べたリスク課題に対して打開作業が始まる。
スタッフへの関係構築や指導や意見交換は、
自らのコミニケーション能力の成長にも繋がる。
一丸となりクオリティを高める行いは、
牽引力や求心力、影響力や共感力、技術進歩や
想像力の発展にも作用が繋がると考える。

何を重要視するかにもよるが、時間という価値を
考えれば1人で行うより効率は劣るかもしれないが、
より多くの効用の点が増加する。

ざっくり並べた
コミニケーション能力
牽引力や求心力
影響力や共感力
技術進歩や想像力
は、1人で生きていれば然程必要としない要素
ではあるものの集で考えると持っていて損はない。
というより遅かれ早かれ必要となる。

これらは、与えることを念頭に置いた話ではなく
与えられ、気づかされ、学びとなる
受ける側の素直さという機能を
最大限刺激する効用ともなる。

チームの中で、幹部だけがこの手の役割を与え
担えばよい、社員は余計なことを考えず目の前の
仕事に技術だけ磨いて過ごせばよいのではない。
専門性に満ちた役割と自覚と志のもと、
入社1ヶ月であろうと一人ひとりが技術のみに
依存することなく、どんなことにでも
効用の最大化を想像し一石を投じられる存在
となれば掛替えのないチームになると考える。
ELEZOはそのような集合体でありたい。

※効用は無闇に多ければ良いわけでもない。
チームにとってスタッフ個々人にとって必要かつ
重要性ある要素を満たした効用が前提である。
※上記はチーム論を選択した立場での思考であり
1人仕事の重要性や哲学を否定するものではない。
どの役割を選択し全うするかという個人思考である

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