雪が溶け、春の陽気が近づいて来た今日この頃。
今回は鹿道について紹介したいと思います。
道に成り立つまで鹿が通るという事には、それなりの理由が有ります。別の山へのアクセスのしやすさ、地盤の安定性、通り易さ等、様々な点で理にかなっています。
すなわち、鹿道とは山を歩く上で、ある程度の安全性が期待出来る目安となり、実際に私も山を歩く際には鹿道を通る事が多くあります。
私達人間の生活にも欠かせない「道」
その成り立ちは人間も鹿も根底的なところでは同じかも知れませんね。
何故ここに道があるのか?何が鹿にとって都合が良いのか?この着眼を大事に、考えを膨らませて行くことが、「道」の本質を見極める。また、鹿を獲る上で大切なのかなと思う今日この頃です。
命を尊び命と共に
環境により変化する「道」もまた生きていると感じます。